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雨漏りしている?屋上防水の劣化や進入路のチェック方法の紹介

2023.04.28

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建物から急に雨漏りがしてくることもあります。
雨漏りがした場合、まず考えるのが原因ですが、その原因はどのようなものがあるのかなかなか分からないという方も少なくありません。

また、雨漏りに至るまでの侵入路がはっきりしないこともあるはずです。
今回は、雨漏りの原因になりがちな屋上防水の劣化や考え得る侵入路についてまとめました。

屋上防水が施工されている建物の雨漏りの原因

屋上防水が施工されている建物の雨漏りの原因として次の場所が挙げられます。

・屋上防水の施工場所
・壁と防水層のつなぎ目
・外壁部分
・ドレン部

最も多い屋上防水の施工場所

屋上防水を施工した陸屋根の部分で雨漏りが起こっている場合、屋上防水の施工場所として最も多いのが陸屋根になっている部分です。
陸屋根部分で屋上防水を施工した場合、経年劣化によってウレタンの割れやシートの切れ目といった現象が起こります。

こういった状態になると多くの場合雨漏りが発生します。
わずかな割れや切れ目であっても雨漏りを引き起こすことがあるのでしっかりチェックするのが重要です。

壁と防水層のつなぎ目もチェック

意外に見落とされているのが壁と防水層のつなぎ目です。

屋上防水を施工した場所から立ち上がりの部分は壁とつなぎ目になっています。
つなぎ目部分も経年劣化で雨漏りを引き起こしやすくなるため、よく見て調べるのがポイントです。

外壁部分も雨漏りの原因になることも

外壁部分も雨漏りの原因になります。

屋上防水とは関係ないように見えますが、さきほど紹介した壁と防水層のつなぎ目から割れ目が広がっていき外壁の破損も起こることで、雨漏りになる場合もあるのです。

笠木(バルコニーの手すり部部にある金属板などの部分)からスタートして外壁を通り、防水層のひび割れに至ることもあります。

意外に原因となるドレン部

ドレン部とは屋上の雨水のための排水口です。
ドレン部は、こまめに清掃が必要ですが、清掃を怠るとつまりの原因になることがあります。

これによって屋上へ雨水が溜まって水たまりとなり、きちんと施工した屋上防水の場所であっても雨漏りを引き起こすのです。

去年屋上防水をしてもらったのに雨漏りするといった場合は、ドレン部のつまりが原因の場合も少なくありません。
なお、関連してドレン部が詰まって雨水もたまり続けると屋上防水の劣化が早まるので、こまめに清掃するようにしましょう。

雨漏りの侵入路とは?

さきほど紹介した原因で雨漏りが発生しますが、その経路として考えらるのが次のポイントです。

・外壁の隙間
・屋上の隙間
・排水路のつまりから建物への侵入

外壁の隙間から侵入する

外壁の隙間から侵入するケースがあります。

これは、屋上防水と外壁の隙間部分が経年劣化で広がってひびとなり、ひびを伝って中に侵入するという流れです。
こういった場合は、隙間部分をふたたびコーキング処理したり、修繕することで解決します。

屋上の隙間から侵入する

屋上の隙間から侵入する経路は、屋上防水が不十分な場合に起こります。
つまり、多くの場合は屋上防水の経年劣化によって侵入する形です。

屋上防水のシート部分にできた切れ目や、塗装した部分のひびから雨水が侵入して徐々に建物の躯体部分にひびが入り、最終的に室内へ侵入して雨漏りが発生する仕組みです。

この場合は、屋上防水を補修したリ、あるいは施工し直すことで解決します。

排水路のつまりから建物への侵入

ドレン部のつまりや排水路のつまりから建物へ侵入することがあります。
つまり部分からの屋外壁の隙間へ雨水が侵入して建物内部に水が入り込み、雨漏りが発生する流れです。

この場合は、コーキングで原因箇所を塞ぐことも有効ですが、場合によっては詰まった部分を取り除くだけで、かなりの改善が見られるケースもあります。

このルートの場合、雨の日でもないのに雨漏りが起こるという不思議な現象が見られる場合もあります。

DIYで屋上防水の雨漏りを改善できる?

ここまで雨漏りの原因やルートについて紹介してきましたが、実はDIYで屋上防水由来の雨漏りを改善できる場合があります。
その点について解説しましょう。

DIYで雨漏りを改善できる?

ドレン部のつまりであれば、屋上防水由来の雨漏りを改善できます。

また、ごくわずかなひびであればコーキングなどを使って雨漏りを改善できる場合もあるため、まずは自分でできる範囲の雨漏り対策をしてみるのも良いでしょう。

可能であれば専門業者に依頼する

ドレン部のつまりやわずかな破損であればDIYで対応できますが、目に見えてひびが入っているものや原因の分からないものについてはDIYができません。

それでもDIYに挑戦してしまうケースがありますが、無理なDIYはおすすめしません。

なぜなら、効果の期待できないDIYをしてしまうと後々専門業者が施工する際、撤去工事からスタートすることになり、費用や無駄な工程が発生することで工期も伸びます。

つまり、無理なDIYをしてダメだった場合は、余計なお金と時間がかかってしまうのです。

そうならないためにもDIYで雨漏りを補修する場合は、ごく最低限で済ませたり、ドレン部の清掃程度に済ませておくことをおすすめします。

そして、早めに屋上防水の専門業者に依頼するのが重要です。
雨漏りがあれば、まずは清掃をしてみて、周りをチェックし、改善が見られなかった場合は、早めに業者へ連絡しましょう。

まとめ

雨漏りが起こったら、屋上防水を施工している場合、屋上防水の経年劣化をチェックするのがポイントです。
しかし、外壁など明らかに劣化がわかるものと異なり個人のチェックでは限界があります。

そのため、屋上防水を得意とする専門業者にチェックを依頼することで、進入路を含めたトータルなトラブル箇所の確認ができます。
さらに、改修や破損部分のカバーといった、屋上防水の部材による本格的な原因解決も可能です。

雨漏りがしてきて、そのうえに屋上防水が施工されていたら、詳細な原因追及や改修を受けるという観点からも最初に屋上防水工事の専門業者に相談してみましょう。

福井県福井市の谷口建装では、改質アスファルトシート防水を使用した屋上防水などの幅広い防水工事を承ります。

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