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塗装による防水工事のメリットや注意点!費用相場や種類も紹介

2023.07.28

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防水工事は、バルコニーや屋上、ベランダの床面に施工し、雨漏りを防ぐ意味でも重要な方法です。
このような防水工事には様さまざまな種類があり、大きな分類の一つに塗装を用いた施工方法があります。

多くの屋上工事で用いられているこの施工方法について、今回はそのメリットや注意点、費用相場や、種類について紹介しましょう。

塗装による防水工事のメリット

防水工事には、シートやアスファルト、そして塗装などの方法があります。
そのなかでも塗装による防水工事を行うメリットとして次の点が挙げられます。

・自在な場所に防水工事が施せる
・比較的安価

自在な場所に防水工事が施せる

塗装はシートやアスファルトと異なり、どのような形状の場所にも施工できる防水工事です。
そのため、形の不均一な場所への施工や狭い場所への施工などで塗装による防水工事が頻繁に実施されています。

また、一般住宅の防水工事でもよく用いられるのは塗装による防水工事ということからも、利用しやすい施工方法といえるでしょう。

塗装による防水工事は比較的安価

具体的な施工費用の相場は後述するものの、基本的にシートやアスファルトによる防水工事に比べて安価な施工が可能です。
シートは部材自体が高額であったり、施工するための事前加工などでも工賃を押し上げます。

一方、アスファルトは、舗装するような形で施工していくことやシートと組み合わせて施工することから部材を多く用意したり、施工する際に専用の機械を施工する場所に持って行ったりといった施工の手間がかかります。

塗装による防水工事の注意点

塗装による防水工事には次のような注意点もあります。

・将来的にメンテナンスが必要
・技術力に差が出る

将来的にメンテナンスが必要

ほかの防水工事に比べると塗装による防水工事は若干寿命が短い傾向があります。
種類にもよるものの10年を経過すると、塗装の浮きや剥がれなどが出て防水機能も損なわれるケースもみられるのです。

そのような状態になる前に、防水工事業者を呼んで定期的にメンテナンスや調査を受ける必要があります。
サイクルがほかの施工方法より早い点に注意しましょう。

防水工事業者によって技術力に差が出る

防水工事業者によって技術力に差が出ます。

塗装による防水工事は防水機能を持った塗料を均等に塗布していく必要があります。
この均等に塗布する技術が業者によってまちまちで、高い技術を持った施工業者に依頼するように注意が必要です。

主に実績を確認したり、評判を見たりして選ぶようにしましょう。

知っておくと便利な塗装による防水工事の費用相場

防水工事には塗装以外にもシートやアスファルトを使用した防水などさまざまなものがあります。
その中でも防水工事は塗装のコストが安い工事です。

ここでは費用目安や追加料金になるケースについて解説しましょう。

1平方メートルあたり4,500円から7,500円

基本的な塗装による防水工事は4,500円から7,500円になります。
これは施工業者による違いや施工に使用する塗料の種類(後述)によって異なります。

上記の相場をもとに防水工事業者に対して相見積もりをしてみるのもおすすめです。

塗装の防水工事で必要になる追加費用

塗装の防水工事で必要になる追加費用として、足場代や補修費用が挙げられます。

まず、足場代は15万円プラスが相場です。

相当な出費となる足場工事は、防水工事の施工箇所が特殊な位置にあったり、足場がないと部材を運び込めない場合などに行われます。
屋上防水工事の費用が大幅に増してしまう工事なので、事前に足場が必要なのか確認しておくのも良いでしょう。

リフォームとして塗装の防水工事を必要な場合に追加で発生するのが補修代です。丁寧に洗浄し、掃除をした後に防水工事部分で浮きや剥がれが見つかった場合は補修や、コーキングの充填が行われます。

この補修工事は、必要な場合もあれば不要な場合もあり、必要な場合はどの程度補修が必要なのかによって上乗せされる費用も変わってきます。

そのため、明確な費用相場はありません。
ただ、相見積もりでその地域の補修に対する費用相場が分かるので、一度確認するようにしましょう。

防水工事に用いられる主な塗装の種類

防水工事に用いられる塗装の種類は主に次のような塗装が挙げられます。

・FRP塗料
・ウレタン塗料

FRP塗料

ガラス繊維強化プラスチック(FRP)を防水工事用の塗料に配合した部材を用いて施工するのがFRP塗料による防水工事です。
塗装した面に防水層を作るだけでなく、きちんとした強度の膜を生み出す素材といえるでしょう。

比較的新しい施工方法のため、技術力のある防水工事業者が主に施工してくれる方法です。
強度が強く、重量を受けても耐えられる特徴があるものの、塗膜の硬さによって地震などの災害で割れてしまうリスクもあります。

一方で、施工しやすく乾燥しやすい塗装なので、工期を短期間で済ませる特徴もあります。

施工後も軽量に仕上がるため、ベランダなどでよく目にする施工方法です。
比較的新しい技術なので費用も掛かりやすく、1平方メートルあたり6,000円から7,500円が相場です。

ウレタン塗料

外壁塗装などにも用いられるウレタンを素材に配合した塗料です。

従来の防水工事でよく用いられた施工方法で、現在も安価で施工しやすいことから多くの防水工事業者が用いています。
定期的な補修が必要なものの、再塗装しやすいことから、現在も補修で活躍している塗装方法です。

業者を選ばず施工したい場合は、比較的無難な種類の防水工事といえるでしょう。

安価なのも魅力で、1平方メートルあたり4,500円からの費用で施工が受けられます。

まとめ

塗装による防水工事は、補修も含めて技術の十分な施工実績のある防水工事業者に依頼するのがおすすめです。
今回は、防水工事のメリットや注意点を紹介し、その費用相場や種類についても解説しました。

それらの知識をもとにいくつかの防水工事業者に相談し、信頼できそうな防水工事業者を選ぶことで、塗装による防水工事を依頼するようにしましょう。

 

福井県福井市の谷口建装では、改質アスファルトシート防水を使用した屋上防水などの幅広い防水工事を承ります。

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