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DIY可能?屋上防水の方法を紹介!プロの施工方法も解説

2022.12.16

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屋根の代わりに屋上を持っている方は、屋上防水の施工をすることがあります。
しかし、この屋上防水はプロが施工するだけでなく、DIYでできる場合も存在します。

そこで今回は、DIYで施工する屋上防水の方法を解説し、プロはどのようにして施工するのかを解説していきましょう。

改めて屋上防水とは何かを確認

屋上防水は、一言でいえば平面な屋上に防水加工を施工する作業を言います。
このようなタイプを陸屋根といい、水がたまりやすいことから、屋根塗装とは異なる施工が求められるのです。

言い換えれば、屋上防水を施工しない陸屋根では、水がしみ込んで雨漏りの原因になることもあります。
こういったトラブルを予防するために防水工事によって屋上防水を施さなければなりません。

しかも10~25年のうちに施工する必要があるのです。
そのため、定期的にメンテナンスを行い、必要に応じて追加の屋上防水工事をしなければなりません。

そのような屋上防水も自分でできる方法があります。
その方法について次の項目で解説していきましょう。

DIYできる屋上防水の方法とは?

屋上防水にはさまざまな屋上防水の方法があります。
しかし、そのうちのウレタン防水による塗膜防水は、DIYが可能な施工方法で、次のようなステップを踏んでそれぞれ施工していきます。

1・材料を準備
2・屋上を洗浄
3・必要に応じて補修
4・養生作業
5・塗装(下塗りと二回塗)
6・トップコート塗装

最初に材料を準備します。

準備するものは道具と塗料です。

まず、道具は養生をするマスキングテープ、刷毛、ローラーバケ、清掃用具(左官ブラシ、デッキブラシ)、ホースと水道です。
マスキングテープは、コロナマスカーと呼ばれる養生テープとビニールシートが一体化したものを用意すると作業しやすいでしょう。

洗浄するのでホースを伸ばし水道に接続して清掃できるブラシも用意しますが、あれば高圧洗浄機を利用するのがおすすめです。
塗料は、上に塗る塗料と下地となる下地塗料を用意します。

ホームセンターなどへ行けばトップコートを塗布するための塗料がセットになったものが販売されているので、それを必要量用意します。
なお塗料は再利用できないので、使い切る分だけを購入するのがおすすめです。

次に屋上を掃除していきましょう。

水とデッキブラシでしっかり汚れを落とし、専用の左官ブラシで仕上げをしましょう。
さきほどもふれましたが、高圧洗浄機があると洗浄がしやすくなります。

必要に応じて補修しますが、これは業者に依頼するのがおすすめです。

補修には技術が必要で、一般の方がDIYで施工すると失敗するリスクがあります。
下手に補修して塗装すると塗料が天井にしみてくることもあるので注意しましょう。

塗料がついたら困る場所はマスキングテープで養生していきます。

養生範囲が広範囲になる場合は、さきほど紹介したマスキングテープにビニールのついているコロナマスカーを使用しましょう。

ここまで出来たら下塗りから塗装していきます。

端の部分から刷毛で塗っていき、広い面をローラーバケで一気に塗装します。
下塗りが乾いたら、塗料を塗っていきましょう。

こちらも下塗りと同じく刷毛で塗布したのち、広い面に塗料をしみこませたローラーバケで塗っていくのがポイントです。
同じ面を重ね塗りしないように歩く場所を工夫するのも重要です。

乾いたらもう一度塗料を塗りましょう。
2回塗り終えたら養生を外していきます。

最後にトップコートを塗っていきましょう。

こちらも刷毛で細かいところを塗ってからローラーで塗ります。
このトップコートは紫外線を守るために作用します。

このような方法で屋上防水のDIYは完了です。

DIYに適した屋上防水のための塗料を紹介

DIYで屋上防水をする場合、塗料も専門の塗料を使用するのがおすすめです。
特に「水性屋上防水遮熱塗料」は、塗装しやすく機能も高いのでDIYでも屋上防水の効果が得られます。

機能性も高いので、塗装するだけで表面温度を最大で9~13度も下げるとされているのも注目です。
また、余裕があれば、滑り止めの入った砂骨入りの水性屋上防水遮熱塗料を選んでみましょう。

DIYはリスクもある!プロの施工する方法3選

ここまでDIYについて解説しましたが、ひびがあるなど屋上の状態が悪い場合はプロに依頼するのがリスクも少なくおすすめです。
そのようなプロが施工する方法は次の3つが挙げられます。

1・塗膜防水
2・シート防水
3・アスファルト防水

塗膜防水はさきほど紹介したDIYで施工する方法と基本的に同じです。

ガラス繊維の入ったFRP防水、樹脂の入ったウレタン防水やアクリルゴム防水といった使い分けをしている点がDIYと異なる点です。
DIYよりも耐久性が高いものが多いため、15年程度持つものがほとんどです。

また、施工もスピーディに行われるため、1日あればほとんどの屋上で施工が完了します。

シート防水は、プロ専用の方法で、防水性のシートを屋上に貼っていく屋上防水工事です。

塩ビ製や加硫ゴム製などの種類があり、下地処理がないので短時間に施工可能な点がメリットです。
ただし、複雑な形をした屋上や凹凸の多い屋上には向いていません。

アスファルト防水は、完全にプロ専用のテクニックです。

アスファルトを加熱して施工する熱工法やトーチ工法、常温でアスファルト材料を付着させる冷工法があります。
これらはアスファルト特有のにおいがするので事前に近隣住民へあいさつ回りなどをする必要があります。

ただ、その手間の分耐久性も高く25年程度は持つとされている施工方法です。

これらの施工方法によってプロは屋上防水を施工しています。

さらにいずれの施工も安定しているので、失敗のリスクが少なく、DIYで起こりがちな塗料のムラや誤った箇所の屋上防水塗装といったこともありません。

まとめ

屋上防水工事は、屋上にたまる水分をはじき、雨漏りを防ぐための工事です。
DIYで施工することもでき、必要な道具や材料を用意することで、ある程度のレベルの屋上防水ができる方法もあります。

ただしリスクもあるので、自信がない場合は、プロの業者による、より本格的な防水工事を受けることをおすすめします。

福井県福井市の谷口建装では、改質アスファルトシート防水を使用した屋上防水などの幅広い防水工事を承ります。

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